はたらく“人”を知る
お客様との、心と心のつながりを大切に。
素適な笑顔を見させて頂くことが喜びです。

ロングライフ成城ホーム長羽田野 梨恵さん
なぜ、介護のお仕事に?
もともとは医療系の仕事に従事しておりました。その中で、日々の生活における喜びや心の有り様、そして笑顔が体の健康にも通ずるということを実感するようになり、介護の世界に目を向けることとなったのです。その時に「ロングライフ」の理念に共感をいたしました。
私たちは、質の高い身体ケアに、お客様お一人おひとりの人生や文化と背景への尊厳と理解、そして心地よい空間の3つを柱に、心と身体のグッドフィーリングをめざしたケアサービスおよび生活環境をご提供させて頂いております。職員全員がそれを理解して、それに沿って従事しております。
お客様からすれば、ご入居を考えられるにあたり、多くのホームをご検討されることでしょう。その中で「ロングライフ」を終の棲家としてお選び頂くというのは、大事な時間、大切なご家族様を、私たちを信じて託して頂いているわけです。
そうした場で一緒に人生を過ごさせて頂く喜びを、今は日々感じられてうれしく思います。
「ロングライフ成城」はどのような雰囲気ですか?
世田谷区の成城という、全国においても格別な土地柄ですので、こちらで生まれ育たれたり、以前からこの辺りにお住まいだったりする方が、愛着を持って選んで頂いております。お仕事などで遠方に行かれていても、終の棲家としてはやはり成城に、と戻ってこられる方も多いですね。
また外観も、いわゆる老人ホームらしくはなく、まさに「我が家」として愛着を持って頂いております。建物はオレンジ色の瓦屋根もかわいらしく、レモンイエローの手すりも印象的。エントランスでは煉瓦のアーチでお迎えをし、緑豊かな小路を抜けて入って頂けます。皆様、外出からお戻りの際も、ほっとされると言われます。
中の様子も、上質なヨーロッパのプチホテルのような空間ですね。
アンティークの家具は、それ自体、息づかいの感じられるもの。飾る花々も、生命や温かみを感じて頂けるよう、生花をご用意しています。また、絵画などのアートも数多く設えておりますが、東山魁夷さんの白馬の絵画であったり、優美なラインをもつリヤドロの陶器の人形など、本物をご存じのお客様の鑑賞眼にお応えできるものにしております。
礼拝堂では窓のガラスひとつとっても、昔の異人館で用いられていたような、表面にゆらぎのあるものにしており、出入り口のドアにあるステンドグラスは、この場所を飾るために取り寄せたもの。全てを行き届かせ、落ち着いた、調和のとれた空間を生み出しています。居室の周りでも、たとえばドアの引き手など、やはり温かみある木材のものを使用し、日々を上質なものに囲まれてお過ごし頂きたいと思っているのです。
スタッフの方の制服も、お役目によって考えられているようですね。
ケアをさせて頂くスタッフを、私どもでは「ライフコーディネーター」と呼んでおりますが、女性は襟付きの白いブラウスにエプロンドレスを着用。男性は、冬場はネクタイを付けて、サービスをご提供させて頂いております。ホーム長の私はスーツですし、ナースやケアマネジャー、クリーンスタッフもそれぞれに相応しい制服を着用しています。こうすることで、お客様からも目の前にいるスタッフの役割が分かりやすく、声をかけやすくなっているのではないでしょうか。
また「ロングライフ」では、お客様に楽しみ、喜んで頂くためのコンサートや旅行、習い事などのプログラムを企画運営する「グッドフィーリングコーディネーター」という者がおります。社内資格で文化などを学び、お客様の人生がもっと素適になるイベントを楽しんで頂くほか、トータルで質の高いものをご提供できるよう考えられているのです。
「ロングライフ成城」では毎日1時間程、外部から講師の先生をお招きしての歌の会や手芸、映画鑑賞などの小イベントを行っています。季節を感じる夏祭りには和太鼓が演じられたり、年始には中庭でお餅つき。クリスマスにはご家族様もお招きし、特別なディナーコースをクラシックの生演奏とともに楽しんで頂いております。
ご入居者様に接する上で、心がけておられることはありますか?
お客様との、心と心のつながりを大切にしています。
お一人おひとりの過ごしてこられた人生の文化と背景を踏まえ、その上で今、何を考えておられ、私どもに何を求められているのかを、先回りして気付けるようでありたいです。それには、常日頃から会話など、コミュニケーションを取らせて頂くことで、その方のお考えやご要望も、自ずと分かるのだと思います。
それはまた、そのお客様の歩んでこられた人生の一端に触れさせて頂くような時間でもあります。たとえば、「サービス」ということについてでも、お客様の人生経験の中で熟成されてこられたお考えは、時に哲学的だったりと示唆に富んでおられるもの。教えられ、改めて考えさせられることも多く、感謝の念に絶えません。
ご入居を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
「ロングライフ」は真の「我が家」として心地よい空間をご提供できる世界一のホームだと自負しております。
土地柄により個性はありますが、1986年の創業以来、ケアサービス一筋に邁進して参りました「ロングライフ」ならではの理念やサービスというものがございます。近年は海外からもそのサービスが注目され、中国やインドネシアからも視察に来られ学んで下さっております。グループ会社も多く、介護用品からメディカル、リゾート施設、ダイニングなど、全てお客様を第一に考え、連携してサービスに努めております。
選んでよかったと心から思って頂けるよう、職員一同、笑顔でお待ちいたしております。私たちの笑顔は、お客様との日々のふれあいから自然と引き出されているものでございます。「ロングライフ」での極上のセカンドライフを、ぜひお感じ頂ければと思います。